Dr Guts 院長奮闘物語(本音の家庭医)

アクセスカウンタ

zoom RSS ホントに効くのか「ラップ療法」!!

<<   作成日時 : 2010/10/23 22:36   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 0

実はラップ療法は理にかなっている 
最近ネットで見たかどうか知らないがクリニックに「火傷(ヤケド)」患者さんが遠くからやってくる。
若い女性から乳児まで。ヤケドをしてから一日たってからあるいは1週間以上もたってくる人もいる。

みな目的は「ラップ療法」を希望してのことだ。
ラップ療法って最近の流行りで傷に消毒液やガーゼをつけないで乾かさないで空気に触れないように覆って治すという原始的なやり方。原始的といっても疾病論的には理にかなっている。

消毒液をつけると一瞬は創面の最近はいなくなって感染から守れるが、これはあくまで一瞬というだけ。時間がたてば創面の周りの皮膚から常在菌が入り込んでくる。運が悪ければ感染するだろうし、まあ感染しない場合もあるのだ。

そしてガーゼをはると何よりもいけないのは傷を乾かしてしまうということ。傷が治るためには傷を覆うきれいな上皮細胞というのが形成されなくてはいけないが、ガーゼをつけて乾燥状態にしてしまうとそれがなかなか発育できないのだ。細胞というのは培地が増殖するためには必要で、傷を自然に放っておくとよく「ジュクジュク状態」になってしまうことを見た人は多いと思う。そのジュクジュクした状態が細胞の増殖には必要ということだ。

しかし、欠点もあるから注意

でもこれだけ、患者がラップ療法に安易に飛びついてしまうというのもどうかである。おそらくマスコミの影響だろう。ラップ療法が適さない症例もある。たとえばすでに慢性化した下腿の皮膚潰瘍や血流の悪い傷などもなかなか治りにくい。またラップをすることで周りの皮膚が培地である液体に浸され、あせもや風呂に入ったあとみたいに皮が白くなってしまうこともある。日本形成外科学会や熱傷学会もまだラップ療法をスタンダードな治療として認めてはいない。
だから遠くから来た患者にもこうした弱点を言いつつ、OKであればラップ治療を進めていくことになる。

えっ?自分が負った傷はどうするかって?
もちろんラップ療法で治します。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
フェラガモ 財布
ホントに効くのか「ラップ療法」!! Dr Guts 院長奮闘物語(本音の家庭医)/ウェブリブログ ...続きを見る
フェラガモ 財布
2013/07/03 21:46
ルイヴィトン バッグ
ホントに効くのか「ラップ療法」!! Dr Guts 院長奮闘物語(本音の家庭医)/ウェブリブログ ...続きを見る
ルイヴィトン バッグ
2013/07/10 01:17

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ホントに効くのか「ラップ療法」!! Dr Guts 院長奮闘物語(本音の家庭医)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる