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zoom RSS テーマ「救急医療」のブログ記事

みんなの「救急医療」ブログ


インフルエンザの検査はもうやらない!!

2011/01/26 22:54
夜間救急診療センターが1月22日から「インフルエンザ迅速検査禁止」

ということになった。
インフルエンザが流行してきて検査だけの目的で夜の救急に患者がどんどん来るようになり、とてもじゃないが、少ないマンパワーでは回せないということが理由だ。これは昨年も同じことをやった。

もちろん全患者にインフルエンザの検査をしてはダメということではない。重症患者などへの実施は医師の判断に任せられる。

そうはいっても診察しているとほとんどが昼間に病院にいけるじゃん!!という患者ばっか。8割以上、いやもっとが発熱、頭痛で元気に?やってくる。

そのうちインフルエンザ患者は半分くらいだろうか。
 
「もうここでは検査はやっていませんよ」というと

「でも心配です」という。

元気だがインフルエンザという病名がつくかどうかが患者にとっては大きなカギなのだ。

私は「インフルエンザと仮定して1日分抗インフルエンザ薬を出しておきます。あす、また病院にかかってね」となんとも情けなくなる説明で患者を帰す。

検査しなくても結構タミフルやリレンザというインフルエンザの薬が手に入れれば患者の顔も安堵に満ちたものになる。

マスコミが「インフルエンザで○○人死亡!!」なんて書くのもういい加減にしてほしい。
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GW前の嵐の救急

2010/04/28 21:30
 明日からGW.その前日の夜の28日の救急病院での夜間診療は忙殺状態。くるくる患者さん。

3日前から発熱の男の子。元気そうだが、なぜ日中に病院にかからなかった?といっても遅し。

夜間診療といってもあくまで救急対応しかできない。日中の病院とは違うのだ。なんか明日から休みなので駆け込み受診が多い。

多くは熱発、胃腸炎、おたふくなどか。でもなんかあやしい腹痛もいたりする。

救急病院での一人当たりの診察のストレスは日中私が自分の診療所でみている3人分くらいにあたる。

なぜかって?それは皆初診で初対面だからだ。全く患者さんの背景も知らない中でやる救急って結構ストレス。

腹痛、頭痛、めまいなどの内科系救急よりも耳に何か入ったとか転んだとか切ったなんて外科救急のほうがその点楽だ。一見して病気怪我の方針や予想がつくからだ。

休憩時間に更新しているが、おっとそんなこと言っている間にまた、一人患者さんがやってきた。
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インフルエンザ恐怖症

2009/11/28 22:22
 今まさに、夜間診療はすごいことになっている。患者を見ない大学教授や感染症の専門家、厚生労働省の役人らはこの大変な状況をどうとらえているのであろうか?
 「2時間前に熱が出ました」「弟が3日前にインフルエンザで上の子も心配で」
「職場で流行っていて・・・」受診理由はさまざまだが、皆元気はある。

夜間診療=救急治療であるが、国民の中にはもうそうした構図はない。インフルエンザ恐怖症に振り回されて、マスコミの報道は「死亡記事」だけ取り上げる。
昨年だってインフルエンザ関連で1万人は亡くなっているのに、今年は一人死亡するごとに大きく取り上げられる。

患者がぶっ倒れる前に医者が倒れてしまう。受診抑制や業務制限のために夜間はインフルエンザ迅速検査を一切行わないという病院もでている。それでも患者はやってくる。

政府はしっかりインフルエンザの状況を見定め、国民に冷静な対応をマスコミを通じて伝えるべきだ。仕分け作業などしている場合じゃない。



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ふー、講演終わる・・・

2009/10/31 23:45
 東京神田で朝10時から16時まで「目からウロコシリーズ」の救急看護セミナー講演。

車で行ったが、いつも停めている一日上限3500円パーキングが閉鎖されて近くで「上限設定」パーキン探すもなかなかなく、泣く泣く30分400円のパーキングへ。(帰りに精算したらなんと6500円もかかった・・・・)

講演は50数名の熱心な看護師さんが関東地方を中心に集まってくれた。北は何と秋田から参加があり、うれしい限りである。どなたも救急治療に携わっている主任以上のクラスの猛者である。

気合いを入れて今回の講演に臨み、発表するスライドを前夜に20枚ほど追加したが、これが後々よくなかった。

講演は一方的に私がしゃべるのだが、270枚に及ぶスライドのため、前半、ペースがかなり速くなり、言葉も早口になってしまった。まさにスライドをこなすためだけになってしまい、どこが重要なのかメリハリがない。うーん、どうしたらいいんだあ・・・

そんな中で一緒にお昼を食べた企画担当のGさんが非常にいい指摘をしてくださり、感謝。感謝。
あまり多くしゃべらないで重要な点をくりかえす。ゆっくりゆっくり、落ち着いて。余談は時間が余ってからする。ということに後半は変えてからすこしマシな講演になった。

でも終了時間を30分延長してしまった。その後に予定があった聴講生の皆さま申し訳ありませんでした。

この講演は毎回毎回、聴講者からの評価が直接くるので非常にその指摘内容は怖い半面、勉強になる。

漫才もそうだが、トークって難しいなあ。やはり間だろうか。
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久々に競輪へ・・・

2009/02/04 22:53
 先日競輪へ行った・・・

賭け事?いやいや違います。仕事です。あくまで。

各地で行われる競輪には医師の立ち合いがなければ開催できない。

落車事故で死亡に至ったケースもあり、競輪はほんとうに危ないスポーツなのだ。

http://www.chibakeirin.com/

勤務時間は朝10時から夕方4時半までで全部で12レース行われる。
競輪は1レース9人で争われ、500メートルの競技場を4周する。

一番ヒートアップするのは当然、ゴール直前である。その際に落車事故が起きることが多い。

私の勤務日はあいにくの雨。雨でも競輪はおこなれる。雨のほうが晴れよりも事故が少ないとか。皆、滑りやすいというのできをつけるのであろうか。

この日も1件転倒落車事故が起きた。ほとんどが擦か傷。もちろん骨折もある。擦り傷といっても受傷面積が大きい。トップスピード70キロから地面にたたきつけられるのだ。選手はさすがに日ごろ鍛えているのでダメージは少なくてすむようだが。

けがして運ばれてくる選手の多くはまず一声で「おれ反則しなかった?」とか「誰が勝った?」なんてレースのことをまず心配する。けがは二の次みたいだ。

競輪場では対した治療はできないのでトリアージと救急搬送しなくてはいけないかの決断を迫れる。

競輪選手はレース中の3日間は近くの宿舎に缶詰め状態に携帯電話没収で外部との連絡を絶たれるというほどの厳しさである。
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久しぶりにキレタ! 「墨東病院になりてえのかよっ!!」

2008/12/10 22:43
久々にアドレナリン全開!が起きた。
いつものように日中の診療を終えて夜間の急病診療所へ。ここは昼間開業医で診た患者さんや夜に急変した患者さんが内科、小児科を中心にやってくる。入院ベットはないので手に負えない患者が後方病院へ搬送することになる。

来院3時間前に大人の総合感冒薬新ルル錠を30錠飲んだ3歳の男の子が徒歩でやってきた。新ルル錠には1錠に100mgのアセトアミノフェンという解熱鎮痛成分が入っている。診察する前からこの患者は即入院なのだが、診療所へきてしまったからには一度診療してそこから搬送先を探さなくてはいけない。

男の子は結構元気そうであったが、私は親に「即入院」というと改めて親は事の重大さを認識したみたい。

搬送先には2次待機病院というのが毎日決まっており、そこに無条件に搬送される決まりになっている。しかしこれはあくまで努力目標であったりするから、いま世の中を騒がしているタライ回し事件がなくならないのだ。

以下は搬送先の病院との私と医師のやりとり。

私 「いつもお世話になっております。ただいま3歳男の子の薬物中毒がいて、経過をみたいので入院お願いします」

小児当直医(当直医)
「あっ、そうですか。どんな感じですか?」

私 「はい、いまはバイタル落ち着いておりますが、総合感冒薬を3時間前に30錠近く飲み込んだようです。アセトアミノフェン中毒です」

当直医
「ひえー、30錠!!そ、そ、それはうちじゃ駄目かなあ・・・。3次にあたってください。」

3次とは心肺停止や多発外傷を中心として高度救命センターのこと

私 「はーん??3次??ちょっとまって下さいよ。まだ診療していないのに何言っているんですか?診療所では診れない患者はすべてお宅の病院が今晩は引き受けることが決まりじゃないですか!!」

当直医 「そりゃそうですが・・・・。でも、そのお、2-3日に肝不全になるかもしれませんし、モニターもうちにはなないですし・・・・」

私 「病気の症状進行の予測はこちらでもつきますよ。お宅は総合病院で集中治療室もあるじゃないですか。今手術が必要なわけではないし、どこにいっても最初の治療は同じじゃないですか!!」

当直医 「と、とにかく、3次にあたってください。」

私 「断るんだな。(敬語なし)。墨東病院にケースはまだ覚えていますよね。 3次にあたるけれどもしそこが断られたらお願いしましすね。先生のお名前と所属をお聞きしてもいいですか?」

当直医 「私は、あのー○×です。」

私 「わかりました。」

ふうーと溜息をして後ろを振り返るとベテラン看護師が一言。

「先生、もういいですよ。説得するのは。ほかあたりましょ。ほか」」といってかなり冷めた態度・・・・・・

そりゃないでしょ・・患者の搬送のためにこれだけ声荒げて頑張ったのに。

結局患者さんは3次救急ではなくて半分脅しをかけた当直医のいる病院に搬送になった。





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地力は医者以上?? 救急看護師さんたち

2008/06/28 18:21
先日の東京でのコメディカル向けの講演はかなり熱が入りました。
20名強の出席者でしたが、遠くは大阪から来てくれて感謝です。

救急で働く看護師さんを対象にしたものでしたが、改めて看護師さんのレベルの高さをしりました。

たとえば、あなたがもし夜間におなかが痛くなって急に病院を訪れたとします。

何科の当直の先生が対応します?

もしかしたら、耳鼻咽喉科かもしれませんよね。

そうした中で一番信頼できるのは長年救急を見てきた看護師さんかも・・・・・
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ついにきた除細動器 

2008/02/14 00:53
画像


ようやくクリニックにも除細動器が設置された。

誰も簡単にできるタイプですべて音声誘導。駅とかスタジアムにおいてあるものと同じ。価格は約20万円なり。

まあ、クリニック内で心肺停止なんて患者がきてもこれで「心配」停止。
(笑ってください・・・・)

聞くところによると一般のクリニックよりも歯医者さんにおくことが多いみたいだ。なぜかはわからないが、納入業者からの話によると歯医者さんはAED好き?なのかも。

歯医者でも歯科麻酔をかけることがあるのでもし万が一っていうときにおいておいておいたほうがいいというのが大方の理由とか。

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北極の氷と救急病院 共通するものは????

2008/01/19 16:18
昨日レートショーで久しぶりに映画を観た。

「アース」という地球の環境にまつわるドキュメンタリー版である。感動したというよりもまあ少し眠たかったかな・・・

映画でもしきりに北極の氷がなくなっていると警鐘していた。

さあ、医療界では「北極の氷」ではなくて「救急病院」がどんどんなくなっている。

http://www.asahi.com/life/update/0113/OSK200801130038.html

その原因は救急医や看護師を確保できないという。病院の経営にしれみれば救急医療というのは「ドル箱」なのである。というのも救急患者は結構そのまま入院患者になることも多い。救急だけにあって入院日数のかかる患者の割合も少なくてすぐに退院できるのでベット回転率もいいと思うのだが。

またまた大阪で少女7病院を拒否されて死亡していたなんてニュースが飛び込んできた。なんで大阪が多いんだろう??

このままどんどん救急病院がなくなればどうなる?

さあ、どうなるやら。諸外国に比べれば日本は開店休業スタイルの救急病院が圧倒的に多いので真の救急病院だけが残るという意味では期待できるのだろうか。
記事へなるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0


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